40歳目前、ファイナンシャルプランナーに目覚める

ゆめサポママ

2016年08月30日 21:53

家計のホームドクター 


みなさんはファイナンシャルプランナーという資格をご存知でしょうか?

日本FP協会のホームページでは、
ファイナンシャルプランナー(FP)とは、
『あなたの夢を叶えるベストパートナー』
「FP」は、人それぞれの夢の実現のお手伝いをする、「家計のホームドクター」です。
と書かれています。

最近でこそ、テレビなどにも出演するFPが多くなってきましたので、
知っている人が増えてきましたが、
何を主な仕事としているのかをご存じない方がまだまだたくさんいるという印象です。

そんな知名度があまりないFPの資格をなぜ取ろうと思ったのかお話したいと思います。



何となく相談してみたところから始まった 


今年11歳になる下の娘が生まれたときに、
学資保険に加入しようと思いました。
当時S生命の学資保険はインターネットで申し込み手続きができたのです。

上の娘もインターネットで申し込んでいたので、
同じように手続きをしようとS生命のHPを見たところ、
「ライフプランナーに相談する」というボタンがあったのです。

そのころの私は、保険屋さんに対してあまりいい印象を持っていなかったのですが、
「ライフプランナーに相談」という言葉がなんとなく魅力的だったことと、
「学資保険に入ることは決まっているんだから、へんな勧誘されることはないだろう。」
と思ったこともあり、相談を申し込んだのです。

しばらくすると、担当になったという男性から連絡があり、お話を聞くことに。

保険屋さんは保険を売るものだと思っていましたが、
その人は保険を売るというよりも、
保険の基本的なことを丁寧に教えてくれたのでした。

それまであまり深く保険について考えることもなく、
なんとなく必要なものだと、勧められるままに加入していた私にとって、
S生命の担当者の方が話す内容全てが新鮮で、人生でとても役立つものでした。

その担当者の方が持っていた資格がFPで、そのとき初めてFPという資格を知りました。
そして、こんなに身近なのにお金のことって知らないことが多いということも知りました。

損をすることが大嫌いな私は、きちんとお金の勉強をしたいと、FP資格の取得を決めました。


子どもが寝ている間に勉強 


FPの資格は、正式には「ファイナンシャル・プランニング技能士」といい、
国家資格で、1級、2級、3級があります。
いきなり1級を受けるためには2級を持っていて実務経験必要など、
受験資格が厳しいため断念。

2級は3級を持っているか、AFP認定研修の受講が修了していれば受験資格があるので、
AFP認定研修であるユーキャンを利用することにしました。

下の娘が昼寝中と、夜寝た後を利用して勉強をし、資格を取得しました。

勉強している間は、結構大変でした。
でも、内容が面白かったので、意外とすんなり入ってきました。

上の娘は8時過ぎに幼稚園、家のことを済ませたあとに、
お弁当を持って下の娘を外に連れ出し遊ばせて、
お昼を食べて車で家に帰るころにはお昼寝タイム。

お昼寝している間の2時間が勉強時間でした。
3時過ぎには上の娘が帰ってくるので、
それまでと思い、集中して勉強したことを覚えています。

夜は娘2人が寝た8時半くらいから12時くらいまで。
勉強していたのが、冬だったので、
1ヶ月の灯油代が2万円を越えた記憶があります^_^;

FPの資格は、決して就職に有利な資格ではありません。
しかし、内容がどれも生活に密着しているので、
みなさんのこれからの人生において役に立つことばかりです。

FP3級は、子育て中の全てのママに取得してほしいと思っています。
それは、人生において大切なことを学べる資格だと思っているからです。

まぁ、現実的にそれは無理ですが、
「芸は身を助ける」という言葉があるように、
人生で役立つ資格を子育て中に取っておくことはとてもお勧めです。

どんな資格を取得しようか選択するときには、
就職に有利かどうかと言うことよりも、
自分が学びを楽しめるかどうか、
その先にある仕事を楽しめるかどうかを考えてみるといいのではないでしょうか。


この記事を書いた人  北村 きよみ 

子どもの将来を考える家計塾「リルコ」
ファイナンシャルプランナー、住宅ローンアドバイザー
http://mbp-shinshu.com/mamafp/
長野市生まれ長野市在住 二人の娘の母親
出産後、子どもが寝ている間に勉強し、FP資格を取得。
現在は、ノルマのない保険の乗り合い代理店に所属しながら、節約・収入UP・運用の面からお金の大切さと知識を伝え、多くの人がお金の不安をなくし、より豊かに暮らすことができるよう、セミナーや個別相談を行っています。

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